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美白サプリとコスメ

美白に効くサプリメントやコスメが驚くべきスピードで進化している今の時代。
数年前には無かった美白製品も、今は簡単に手に入れる事ができます。
今は美白化粧品だけでの活用ではなく、【複合戦略】としてサプリメントで身体の中から美白準備。
そうして美白化粧品を肌の上からつける。

  サプリメント
美白力アップ

  こうした方法が注目を浴びています。
自分の悩みにあったサプリメントと美白化粧品のベストコンビネーション。これで、美白力もアップ。

【話題のサプリメント】
ビタミンB群VS毛穴の黒ずみ
  サプリメント
毛穴の黒ずみはビタミンB群で対処するのが新常識になってきたようです。
ビタミンB群内服前後で、毛穴の目立ち、数が確かに減少する事が某製薬会社での研究で明らかになっています。
毛穴の黒ずみの多くは、過剰な皮脂が酸化され、それが炎症を起こし、毛穴でメラニンが増えた状態です。黒ずみ対策には過剰な皮脂を減らし、皮脂の酸化を止める対策が必要になってきます。
この皮脂を減らすのと酸化を止める両方に効くのがビタミンB群。
ビタミンB6は皮脂を減らし、ビタミンB3は抗酸化物質がリサイクルされる過程で必要です。
ビタミンB群不足肌とビタミンB群内服肌

ビタミンB群が不足している人は脂質の代謝が悪いために皮脂が増えてしまいます。
増えすぎた皮脂は酸化されて過酸化脂質になり、これが炎症を引き起こします。
そうなるとメラニンに刺激を与え、メラニンの量を増やしてしまいます。
ビタミンB群が足りていると、皮脂が適量になり酸化も起こりにくい状態になります。

ビタミンB群VSストレスのシミ
  サプリメント
ストレスによって増えるMSHというホルモンがあります。
これはメラニンを濃くする作用を持っています。
これによって出来るシミを『ストレスジミ』。このストレス性のシミにもビタミンB群が有効。
某製薬会社の調べではビタミンB2、B6、ニコチン酸アミドを混合したB群が、ストレスとシミを共に抑える事がわかりました。
また、ビタミンB群はビタミンCの約50分の1の量でメラノサイトを抑制。
ストレス状態とビタミンB群内服

ストレスが急にかかると脳は、抗ストレスホルモンとメラニンを濃くするホルモン(MSH)を、同時に増やすシグナルを出します。
ここで、あらかじめビタミンB群を内服していくと、ストレスの準備が整い、ホルモンが急増しないのでシミが濃くならないのです。

ポリフェノールVS濃いシミ
  ポリフェノール
ポリフェノールと言えば、強力な抗酸化作用。
ところがこれの作用で目立ったシミまで薄くする効果が有ることは、あまり知られていない様です。
ポリフェノール、赤ワインなどに含まれるブドウ種子プロアントシアニジンの事で口から摂取すると、血流が良くなり。ポリフェノールの一部が血管から肌に到達。
シミの原因、メラニンが出来にくい環境をつくると言われています。
ポリフェノール

また、海岸松樹皮から抽出されるフラバンジェノール。同じポリフェノールですが、古くからフランスで血流改善の医薬品として用いられてきました。
これも、美白作用と血流改善作用が確認されているので、継続して内服していくと1トーン明るい肌になるようです。
ポリフェノール美白開始時とポリフェノール美白後

ポリフェノールには強力な抗酸化力があるので、紫外線が肌に発生させる活性酸素を消去します。
それによって活性酸素が引き金になるメラニン合成を防ぎ、また合成に必要な酵素(チロシナーゼ)も抑制します。また、血流促進効果もあるので、白く血色のいい肌になります。

サプリメントに美白効果の化粧品やコスメを足して、その効果を最大限にする【複合戦略】。いったいどんな化粧品を使ったら良いのか気になるところです。

※毛穴の黒ずみを気にしているなら。
ビタミンB群+プラチナ入り化粧品
微粒子化したプラチナは活性酸素を消去する働きがあります。
しかもプラチナそのものは変化しない触媒作用で働くので、効果は洗い流すまで肌表面に永続。
飲むビタミンB群と、塗るプラチナは毛穴の黒ずみ対策として補い合います。
ビタミンB群がゆっくりと皮脂量を抑えたり、皮脂の酸化を防ぐのに対して、プラチナは塗ってすぐに皮脂の酸化を抑えます。皮脂量が落ち付いてくるとプラチナは肌全体の酸化防止に働きかけます。全体的な肌の美白が期待できる優れものです。

※ストレスジミが気になるなら。
ビタミンB群+トラネキサム酸
ビタミンB群+サリチル酸・リノール酸
ビタミンB群を飲んで身体の内側からストレスを抑える状態を作り出したら、トラネキサム酸やグリチルリチン酸などの炎症を抑える成分を使います。
これはシミが濃く定着するのを防ぎます。
また、上記の上で今あるメラニン色素を追い出してしまおうと思うならターンオーバーを促すサリチル酸を使用します。

※濃いシミが気になるなら。
ポリフェノール+ルシノール
サプリメントのポリフェノールで美白対策をしたら、Wの抗酸化美白を。
このルシノールは美白コスメでもトップクラスとされています。
サプリで作りだした全身のメラニン抑制状態をベースに、このルシノール成分配合の化粧品を肌に浸透させると、シミ消し効果が高まります。

※本気で美白・シミ予防なら。
抗酸化サンスクリーン+ポリフェノール(エラグ酸)
まずは徹底的な紫外線カット。
シミの主な原因は紫外線。ならば肌表面でカットしてしまうのが一番確実なアプローチ。
紫外線カット粒子がコーティングされたものがお勧め。
主成分の酸化チタンや酸化亜鉛の粒子がむき出しのままだと、紫外線が当たった時、粒子の周囲で皮脂や油分が酸化してしまう事もあるそうです。
今のサンスクリーンの進化は著しく、水と汗では落ちないが、洗浄料では落としやすいものも発売されています。
組み合わせるサプリメントは『エラグ酸』。エラグ酸はポリフェノールの一種で、紫外線に当たる前に飲むと、焼けにくくなり、また一旦焼けてしまっても早く白くなることが確認されています。
ビタミンCとは異なるメカニズムで美白するので、このエラグ酸とビタミンCを組み合わせたサプリがかなりお勧めです。
悪いサンスクリーンと良いサンスクリーン

最新型?のサンスクリーン(日焼け止め)は膜が非常に薄く、透明感も高く作られています。
更に酸化しにくい成分が使われているため、過酸化脂質の発生がありません。
ここでポリフェノールを摂取していると肌の内部に入った紫外線による酸化を防ぐうえ、メラニンも抑制します。
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