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くすみ肌改善

肌トラブルの一つ、くすみ。
原因としては血行不良・紫外線の影響・間違ったスキンケア・・・様々です。
また、そのくすみを起こしている肌もオイリー肌・ドライ肌と違います。
肌質に合った改善方法をみつけて、くすみのない肌を取り戻しましょう。

オイリースキン(脂性肌)
オイリー肌の人は脂分の分泌が多く、又メイク時にファンデーションの油分がプラスされ、肌表面に古い角質が残りやすくなっています。
又、肌の上で余分な脂分が酸化し、過酸化脂質になり肌を老化させます。
洗顔料や基礎化粧品、ファンデーションの選び方が間違っていないか見直すことも大切です。

1.クレンジング
メイクをしている時は勿論ですが、油っぽくてべたべたしていると感じたら洗顔時にクレンジングの使用をお勧めします。
ただしやり過ぎには気をつけて。
脂質が足りなくなると、今度は乾燥トラブルの原因となってしまいます。
  クレンジング

2.洗顔
洗顔料は弱アルカリ性のものを良く泡立てて。
また、ピーリング効果のある洗顔料もお勧めです。
くすみ防止効果のあるものも最近では出ていますのでお勧めアイテム。
この時、こすり洗いや化学繊維で出来たブラシなどを使う事はNG。
※正しい洗顔方法はSKINCARE(スキンケア)洗顔のページをご覧ください。
  洗顔

3.化粧水
化粧水はたっぷりとお肌に与えて下さい。
水分不足は脂質とのバランスが崩れ、脂分の分泌が盛んになります。たっぷりと水分を与えましょう。

4.乳液
水分が逃げないように乳液でシールドします。
この前に美容液をつけて潤い補給をするのも効果的です。

クリームの使用はオイリー肌にはお勧めできません。乳液で充分です。
最近ではジェルとクリームの両方の特質を生かしたものも出ています。
もし、クリーム派であるならそういったものをお勧めします。

 
化粧水・乳液

5.紫外線対策
紫外線散乱剤で作られた日焼け止めをつけます。
※詳しくはSKINCARE(スキンケア)日焼け止めのページをご覧ください
外出する時は必ずですが、出かけない時もつける事が大切。
一瞬でメラニンのスイッチが入ります。
紫外線予防はすべてのトラブルで大切です。
 
紫外線対策

6.メイク
リキッドファンデーションよりパウダーがお勧めです。
オイリー肌にリキッドはより油分を重ねてしまいます。
また化粧崩れしやすくなるので、パウダリーファンデーションが良いでしょう。
 
メイク


ドライスキン(乾燥肌・敏感肌)
ドライ肌や敏感肌の人は、皮脂量水分量ともに分泌が少なく古い角質が表面にくっついたまま剥がれない傾向があります。
剥がれおちない角質がくすみの原因になることも。

1.クレンジング
メイクをした日はしっかりクレンジングでメイクを落とします。
オイルタイプだと洗浄力は強いのですが、敏感肌で気になる場合はミルクタイプを選んで。
また、W洗顔は乾燥肌には良くないので気をつけて下さい。
  クレンジング

2.洗顔
洗顔料は良く泡立てて。
出来るだけ洗顔時間をかけないようにします。
洗顔15秒・すすぎ20~30秒程度。
熱いお湯での洗顔はますます肌を乾燥させてしまいますので要注意。
こすり洗いや、化学繊維のブラシの使用は禁止。
※詳しい洗顔方法はSKINCARE(スキンケア)洗顔のページをご覧ください
  洗顔

3.化粧水
化粧水はたっぷり。特に眼元口元など乾燥やくすみが気になるところには重ね塗りをして、水分を補給します。
美容液で潤いを与える。
乾燥肌には美容液で潤い成分を与えます。美白効果のあるものだと効果的。

 
化粧水・美容液

4.クリーム
抗酸化作用のあるクリームで蓋をします。
水分と潤いを逃がさない様にクリームでしっかりシールドして下さい。
くすみを抑える美白効果のもの、ビタミンC誘導体やアミノ酸配合のものがお勧めです。

 
クリーム

5.紫外線対策
紫外線散乱剤のみで作られた日焼け止めを使ってください。(ノンケミカル)
紫外線吸収剤の配合されたものは落ちにくいので、摩擦によるシミやくすみ、乾燥を招きます。
また、敏感肌には吸収剤は使用しない様にしましょう。肌への負担がかかります。
 
紫外線対策

6.メイク
乾燥が酷いと粉浮きをしてしまうので、上記のスキンケアを念入りに行ってからメイクをします。
リキッドファンデーションをつけて、その上からお粉をはたき紫外線によるダメージを受けてくすみが酷くならないようにします。
また乾燥肌だといってあまり油分の多いリキッドファンデーションの使用は、よくありません。
肌の上で酸化しくすんで見えるからです。
 
メイク


眼の下のクマ
顔全体のくすみも気になりますが、眼の下のクマも気になりだすと止まりません。
これの原因は血行不良です。睡眠不足や過労、又はストレス等で血液が黒ずみます。
これは血液中の酸素が不足し、ヘモグロビンが暗赤色になって、皮膚の薄い目の下の部分が黒ずんでみえるのです。

くまがあると疲れている印象を与えます。
冷やすと良い・・・これは俗説で実際は蒸しタオルなどを使って温めるのが正解。
そっと目の上において血流を促します。

くまにマッサージ
確かにマッサージは血行を良くして効きそうですが、眼の下のクマにはお勧めできません。
この部分は皮膚が非常に薄く、マッサージ等であまり擦ってしまうとかえって色素沈着をおこして目立たせてしまう事があります。
また、眼の疲れなどもクマを作る原因になりますので疲れ目には目薬などを挿してケアをして下さい。
 
くまにマッサージ

眼の下のクマ種類別
1.血行不良によるクマ
睡眠不足・披露・ストレス・低体温・疲れ目
2.色素沈着によるクマ
目の周囲の皮膚にメラニン色素が沈着して茶色っぽく見えるもの
3.くぼみや凹みによって出来るクマ
眼の下のくぼみ、眼の周りの筋肉の衰え、涙袋が原因で影になって見える状態
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