たるみトラブル

年齢を重ねると気になるしわ。
そして、もっと重大なテーマになってくる現象がたるみです。
たるみは肌と筋肉と脂肪との力関係の崩壊から起きるといわれています。
私たちの筋肉は、通常は骨と骨を結んでいます。
しかし、顔の筋肉は骨と皮膚を結んでいて、そこに脂肪の重みがかかると弾力を失った緩んだ肌にはそれを支える事が出来ません。

鏡で顔を見たとき、太ったわけではないのに顔が大きくなった。
何となくフェースラインがすっきりしていない。
頬の位置が下がった。または目が垂れ目になってきた。
これらはたるみの症状です。
そして、少しぐらいのたるみなら・・・・
と気にしないで手入れも何もしないでいると最悪ブルドッグの様になることもあり得ます。

肌のハリは、真皮に張り巡らされているエラスチンとコラーゲン（弾力繊維）がピシッとネット状に張っている事が大切です。

紫外線の影響で活性酸素が発生、また年齢を重ねると血行が悪くなり、栄養を細胞の隅々まで行き渡らせる事が出来ず、コラーゲンが弱くなります。
活性酸素はコラーゲンを破壊し、エラスチンももろく壊れやすくなります。
コラーゲンが出来にくくなった上、破壊されどんどんコラーゲンは減っていきます。
肌は弾力を無くし、くぼみます。このくぼみを押し戻す力が無いため、くぼみは溝になります。この状態がしわです。

顔の筋肉は骨と皮膚を結んでいますから、弾力を失った肌は足場が悪くたるみやすくなってしまいます。
脂肪はそんな筋肉と筋肉の間を埋めようと存在します。
ですから筋肉が下がると一緒に下がる様になります。
ここに脂肪が一気に増えたりすると筋肉が脂肪の重みに耐えられません。
さらに重力も加わり下がっていきます。
これがたるみです。重症になるとブルドッグのように垂れ下がってしまいます。

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